茶道修業をしていた時に
畳職人、障子貼り、炭作り、庭師、陶工、菓子職人の方々の
精魂込めた職人芸をまじかでみる機会がよくありました。
若造である私達が「すごい」というのもおこがましい神業です。
先人の知恵と努力と積み重ねの上で
私達は、生活をなしていることを忘れてはなりません。
鉄工所、水道管、木工、金工、炭鉱、高度成長を支えた方々、
娯楽も旅行もコンビニもない時代に
明けても暮れても日本の為に働いてきたご先祖様を
敬い尊重しないと罰があたります。
家族のために働いて働いて、身を削ったお父さんたちがいると
考えてみてください。 私達にその様な生活ができるでしょうか。
こうして、生きる感謝というのは、際限なく沸き起こるものでして
普通の生活を無事にすごせているときに、「有難い、有難い」と
思える日本人が多いのならば、きっと、和の神はおりてくるだろう。
式年遷宮の今年は日本を考え直す大いなる時であります。感謝深し。

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